芝生の役割
青々と茂る芝生の広がりには開放的な明るさが有り くつろぎ 憩い コミュ二ケーション 遊び場と多目的なスペースとなります
芝生の機能性は多岐にわたり
雑草の繁殖防止
地面の乾燥防ぎ砂塵を防止
雨や霜柱によるぬかるみ防止
直射日光の照り返しを防ぎ 地面からの放射熱を緩和




芝生の植栽条件
・芝生の種類
日本芝、西洋芝 目の細かさ 踏み圧への強さ などに種類によっての違いがありますが こだわらないのであれば
日本芝の 高麗芝 が代表的です
・芝生の植栽適期
3~10月までは芝生植栽の適期であるが 真夏は水管理が大変なため 春と秋が適期と言えます
・芝生に適した条件
日中を通して日あたりがよく かつ風通しと水はけが良い場所
であり可能な限りその条件に人工的に近づけていきます
芝生植栽方法
・土
とても繁殖力の強い植物ですので基本どんなところでも根付いてしまうのですが 日の当たらない場所と水はけが悪い場所は成長が悪いです ので出来るだけ フカフカで吸水性がよく水はけのよい土を バーク堆肥、ピートモス、炭材、パーライトなどで土壌改良します。
・不陸調整 整地
最も重要な過程で 見た目も左右しますが 凸凹があると水溜りになり成長がまだらになってしまいます
・芝張り
不陸調整が終わり平らになったら 切り芝をひたすら端から置いていきますその時に目地が重ならないように2列目は芝半分ずらして置いていきます
・転圧
置いた切り芝が土と密着するように転圧するのですが、足で踏むと1箇所に体重がかかり凸凹になりますので 合板程の大きさの板に乗り転圧すると丁度良いです
・目土
粒の細かい 黒土や川砂 を全体に芝生が隠れてしまわない程度に撒きその上からほうきで馴らしていくと芝の間に土が入り込み根が張っていきます 最終的に芝が少し見える程度に仕上げます
・散水
植え付け直後はこれでもかというほど大雨直後程に散水します その後1週間程度は1日1回朝に散水します その後は季節にもよりますが あまりにも雨のない日が続き乾いているならば散水します 1ヶ月程で根付きます 1ヶ月程度は芝の上は歩かないようにしましょう

植え付け後の管理
・芝刈り
日本芝は一回根付いてしまえば耐寒 踏圧 刈り込みに強いが
5月~12月までは月一回は芝刈りを行えば美しく保てると思います 芝が伸びると中が蒸れ 刈れば刈るほど 芝の目が細かくなっていきます
・除草
やればやるほど綺麗にはなりますが 根気がいりますね
・目土撒き
1年に1度3月あたりに撒けると 元気に芝が根を伸ばせます