茶室づくり 仕事の合間を縫いまして 低空飛行で作業は進行しております 茶室のメイン木材は切り終え乾燥中 それが前回まででしたが

次の工程は屋根材集め 

屋根材と言いましても多くの種類があります 最近では トタン材 アスファルト材 昔からの 瓦材 銅板 さらに昔 こけら葺き 茅葺き とあります が 茶室というと こけらかかや になりますが さあどっちが好みか?! というより できるのか

まずは こけら 木材をひたすら薄く割り それをひたすら重ね 屋根を葺いていきます 

挑戦 → 5mm程に 杉 檜材を 鉈で割りたいのですが 道具が悪いのか木の状態が悪いのか 割り方があるのでしょうが 全く割れないのです   うーむ 心が折れました

次はかやです 

以前からかや葺きの まるく柔らかい感じが良いとの話がありましたのでこちらが本命であります こちらはひたすらにかやを刈り集め 下地の竹に結び 綺麗に葺いていくわけですが 巷の茅葺き屋根を見てお分かりの通り 60cm はありそうな太さの屋根の厚みですので 大変な量のかやが必要になるわけです

けれどもかやなら 耕作放棄地や 山の元空き地など あるところにはあるし刈れば 土地が綺麗になるし 一石二鳥です

そこで毎月2回 ボランティアで天神原ヤマツツジ公園のかやを刈っている方々に混じり かや刈り開始 その後 何箇所かで狩り続け 知り合いの同志たちにも助けられ 目標の三分の二程のかやが集まりました。

次回も動きがありましたら ご報告致します それでは