ここ1年くらい 自分たちで茶室を作っているのもありますが 行く先々で茶庭が気になります やはり豪華ではないが隅々までに気が利いているという日本的 侘び寂び的な格好は いちいち目にとまりますし 素敵と感じます
その時に思った気持ちを私も自身の庭づくり 庭管理に活かそうと日々その思いを忘れないためにも 茶庭を見ると気持ちが引き締められます。
なんとなくそれっぽいイミテーション的な庭作り 庭管理にならないことが茶室の美の一つだと私は思います。
その地域、敷地内にあるものを使い工夫を凝らすことで唯一無二な庭づくりが出来るでしょうし(既製品はやっぱり大量生産です)
傍から見たら不格好だとしても 主人が気に入っているだったり 地元、もしくは敷地内から出た 石 瓦 建築端材を使うことにより ゴミを出さなかった リサイクルしたという 一つの意味を持ちます
そして茶庭には自然素材を使うのですが自然素材は必ず朽ちることになります
その朽ち方に美しさを見てしまうのですが ここはなかなか一般の家庭では難題であります 時代は腐らない素材でNOメンテナンスを必要としていますので逆行もしくは 時代は巡る などと言いますので よく言う一周回って 最先端。 とにかく同時代的ではなさそうです。
茶庭を見るとそんなことを思いますし やっぱり見た目も素敵です